膝の痛み・変形性膝関節症
膝の痛み・変形性膝関節症
「膝が痛くて歩けない、階段が降りられない」
膝の痛み・変形性膝関節症・股関節痛・足首痛・足裏(足底)痛・外反母趾痛でお悩みのある方はとても多いと思います。
来院された、ある患者様のお話をさせて頂きます。
1年半前に変形性膝関節症で片膝を骨切り手術(人工関節置換術)をされましたが、今年に入ってから両方の膝が変形を起こし、水が溜まったりギシギシという音が聞こえるようになり、痛みが、とても辛くなり、手術を受けた病院の主治医にMRI検査をしてもらい意見を聞いたところ、両膝とも変形性膝関節症が悪化しており、今度は両膝に対して再度手術を勧められ、大変びっくりしたそうです。
この患者様の希望を聞くと、手術後のリハビリと日常生活が辛かった、長期にわたり仕事を休めない、もう一度手術して痛みがまた出るなら、二度としたくない、最後に先生の治療で治したいと相談を受けました。
このお話を聞いてわたしは、自分の母が交通事故により膝を痛めて、歩けなくなった時のことを思い出し、母もこういう気持ちだったのかなと思いました。
この患者様は職業が小学校の教員をされており、毎日痛みをこらえて階段を昇り降りしていました。 膝に水が溜まり、赤く腫れあがっており、膝を屈伸するとギシギシ音が鳴る状態でした。 週2回来られ3ヶ月経過してから、少しづつ痛みと腫れが軽減し、水も溜まらなくなりました。その後、1年半頑張って通院をされた結果、膝を屈伸しても嫌な音がしなくなり、階段の昇り降りの痛みも出なくなり、検査では変形・すり減りしていたものが正常に近い所まで回復していたと、大変喜んでその後も時々予防のために来院されております。
このように、両膝が変形性膝関節症でも手術しなくても良くなることもあります。 もちろん100パーセントではありません。
悩んで来られた方から、よく耳にするのが
- 歳だから
- 半月板が損傷しているから
- 軟骨がすりへって変形いるから
私はこのような言葉で納得させられることに疑問を感じます。
本当の原因を知っていただき、どうしたら痛くない日々を送れるのか、これから改善策をお伝えさせて頂きます。。
膝の痛み・変形性膝関節症でよく聞く症状
- 階段を降りる際に痛みが出る
- ベッドや椅子から立ち上がる際に痛みが出る
- 膝が痛くてしゃがめない
- 自転車に乗ったあと痛みが出る
膝の痛み・変形性膝関節症の原因は間違った重心と歩行にあった
ここからは、私の臨床経験上からお話をさせて頂きます。
こられた方に「何故痛くなったのか原因を理解されていますか?」とたずねると、
「膝が曲がってきたから(O脚・Ⅹ脚)、軟骨がすり減ってきたから、炎症起こしているから」と言われます。
「これって、本当の原因ですか?」
本当の原因を見つけ出す事をしなければ、根本的な原因の解決は出来ないと思いませんか!ここでは分かり易くするため、距腿関節【下腿骨と距骨(かかとの骨の上)】と膝関節痛の関係・構造的な影響(問題)を限定して説明をさせて頂きます。
①オーバープロネーション(過剰回内)
歩行において着地の際、足の外側で支えきれず、足部が過度に内側に傾くため、土踏まずの内側アーチが崩れます。そのため膝から下が内側に傾き、大腿部は外側に傾きます。つまり膝においてはX脚に近い状態で膝内側・土踏まずに重心をかけて歩いている状態です。また足の重心が、つま先重心・かかと重心の影響が加わると、ねじれも出てきて痛みが起こることがあります。
②スピネーション(過剰回外)
歩行において着地の際、最初から足の外に体重を掛け、足部が過度に外側に傾きます。そのため膝から下が外側に傾き、大腿部は内側に傾きます。つまり膝においてはO脚に近い状態で膝内側に重心をかけて歩いている状態です。
出典:一般社団法人ネイティブウォーキング協会
その状態で歩くことにより、膝の痛み・変形性膝関節症・外反母趾・足底筋膜炎など、さまざまな足の痛みを引き起こす原因になります。
さらにこの状態で何年も歩行・生活をしていると、頭痛・肩こり・首の痛み・腰痛・股関節痛におよぶこともあります。つまり言い換えるならば、長年にわたり、間違った(歩き方・足の使い方・姿勢・重心の掛け方)を繰り返すと足の痛みだけにとどまらず、体に様々な症状(筋肉の張り・痛み)が出てきて腰痛・肩こり・ストレートネック・側湾症・頭痛・耳鳴りが発生することもあります。
膝の痛み・変形性膝関節症の原因の改善策は?
「なぜ膝に痛みが起こり、変形していくのか?」
これから、改善策についてお話をさせて頂きます。
・痛みを改善させるための歩行を病院・お医者さんから教えてもらいましたか?
・あなたは今までに1度でも正しい足の使い方・歩行・重心・姿勢を教えてもらったことはありますか?
・痛みを改善させるための歩行を病院・お医者さんから教えてもらいましたか?
なぜ歩行が大事なのか、間違った歩行で毎日・いつも痛いところ、悪化するポイントに体重を掛けていると間違いなく膝は悪化します。
実はそれが痛みを改善させるカギとなります
「痛くならないところに体重を掛ける、改善ポイントに体重を掛ける」
いかがでしょうか?
やまもと鍼灸整骨院では、膝の痛みを改善させる(膝の痛みをとる)ために、アメリカの足の専門医が生体構造力学(バイオメカニクス)を研究して考案された正しい歩きかたであるゆるかかと歩き(ネイティブウォーキング)を、より多くの、足の悩みで苦しんでいる方に知っていただきたい、普及していきたい、喜んでいただきたいと思って、毎日のようにワンツーマンでお教えしております。
当院では、膝の痛み・変形性膝関節症の原因となっている姿勢・歩行・重心・足底の状態を分析し、痛みの原因を、分かりやすくお伝えし、最良の改善方法として痛み・悩みを解決するための、あなたに適した最善策の歩行(ゆるかかと歩き)を考えて、最後までご指導させていただきます。
また長年にわたり体を十分に動かしていない方は筋肉・靭帯・関節が固く、特に股関節・膝が固いと、ゆるかかと歩きがうまくできないため、整体施術も行っております。
膝の痛み・変形性膝関節症・足の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度、宝塚市中山寺のやまもと鍼灸整骨院に、ご相談ください。
著者
writer著者
writer山本 剛史(ヤマモト タケフミ)
生年月日: 2月11日
血液型: B型
趣味: アウトドア、食べ歩き
得意な施術: 上部頚椎矯正、骨盤矯正(AKA)、鍼灸、操体法
座右の銘: Stay Hungry. Stay Foolish.
「安住すること無く、こだわり、探し続けること、そして、これまでの前例や常識に縛られないこと」
この道のきっかけ
親戚に医師・薬剤師がいて、何となく医療には少し関心がありました。
小6の後半で事故で足を負傷し、初回処置ミスにより、歩けなくなり、半年以上学校を休み、評判の整形外科をはしごしましたが、全て診断ミスで痛みがよくなることはありませんでした。
最後に大学病院で医療ミスが見つかり、異物を取り除くオペをして復帰し、かなり速く走れるようになり、器械体操・拳法・柔道・剣道と、そこそこ出来るまでになりました。
何となく整体は高校生の時から一度見ただけで、出来ました。
大学を卒業して、ゼネコンに入社し、現場監督として、毎日先頭に立って山奥まで40キロのセメントを担いで上がったり、急斜面で測量をしたり、月2日しか休みのない現場で、何度かMVPをもらい、2年近く頑張った結果、体を壊してドクターストップを受けたのがきっかけで、昭和63年から整体→鍼灸→整骨の名のある師匠に弟子に入りながら働き、学校を卒業して平成3年から開業してきました。
また難病に対しては、平成7年から常に、常識に捉われない発想で積極的に取り組んできました。
患者様への一言
当院は、肩こり・腰痛の治療に特化しており、むち打ち・首の痛み・手のしびれ・きつい肩こり・腰痛・足のしびれ・外反母趾に対して、しっかりと分析機器により、測定をして、施術をします。
整体(上部頚椎調整・骨盤矯正)はボキボキしたり、危険な施術は一切致しません。
鍼施術は、使い捨てを使用しており、清潔で安心、痛くありません!
しっかりとお悩みをお聞きし、測定・検査をして、原因をご説明し、あなたに最適な施術法をご提案いたします。
根本的な症状改善をしたい方、ぜひ一度お越しください。
資格
《国家資格》
医薬品登録販売者
柔道整復師教員免許
柔道整復師
鍼灸師
あんま・マッサージ・指圧師
《認定資格》
機能訓練指導員
上部頚椎矯正(アトラスオーゴソナル)
骨盤矯正(AKA)
ネイティブウォーキングインストラクター(ゆるかかと歩き)
距骨調整